8.11.2008

小林


『小林カレー』
- ケンタロウ 著

アマゾンで注文後、1ヶ月くらい待たされて、昨日届いた。
実に55種類ものカレーレシピが登場するたのもしい本である。

「人生にカレーがあるというだけで、生きる意味があると思える。」
と、本書のまえがきにケンタロウは書いている。

生きる意味とか、大袈裟でしょ!などと突っ込んではいけない。

平均すると、2週間に1度くらいの頻度でボクはカレーを作る。
自作以外にもランチで週に1度はカレーを食べてる気がする。
10日間くらいカレーを食べてないな、なんて事は滅多にない。

そんくらいカレーが好きだけど、わざわざ遠出してまで、
美味しい(或は有名な)お店に足を運ぼうとは思わない。

どんなお店でも、安かろうが高かろうが、自分で作ろうが、
大抵のカレーはおいしいから。いや、"まずく"ないから。

スパイスを何十種類も使っているであろう専門店のカレーは、
たしかに、おいしい。でも、市販のルーで作るカレーも旨い。
レトルトのカレーも、チェーン店のカレーも悪くない。

要するに、"まずい"カレーというのは、そうそうないんじゃ?
とボクは思っている。普通とうまいが大半で、"まずい"は稀。
"まずい"カレーは作る方が難しいとさえ思う。


明大生田校舎の学食のカレーは、極めて稀なまずいカレーだった。
ここの学食のカレーほどまずいカレーに出会ったことがない。
(もっとも、卒業後は食べてないので今がどうだかは知らない。)

最近、ランチでよく行くアヒリヤのカレーはかなりお気に入り。
日本人では作れない類いのカレーを食べさせてくれる。


まとまってないけど、このへんで失礼。

でわまた。

8.05.2008

七十


『70円で飛行機に乗る方法』- 高城剛 著
山田真哉氏言うところの、"数字がうまい"の格好の例。
ボクはこの"70"という数字にまんまと引き寄せられた。

"70円の航空券が実際に売られている"という話。
(ちなみに、シンガポール〜プーケット間の航空券。)

70円は極端な例であるが、この本によれば、
海外では航空券の格安化が進み、国内/国際を問わず、
数百円から数千円の航空券が続々登場しているのだと言う。

この他にも、反対に、なぜ日本の航空券は高いのか?
LCC(=ローコストキャリア)とは何か?燃油高騰問題etc...
日本を含む世界の航空事情がわかりやすく解説されている。

とりわけ、航空運賃の格安化から取り残された感のある
日本の航空事情を酷評するくだりは読んでて気持ちがいい。

是非、日本の航空関係に従事する方々に読んで頂き、
氏言うところの航空大革命に与してほしいものである。


でわまた。